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引用メモ

  • 消費者のもっている「世界像」が,消費の活動を方向づけ,好みのダイナミックスを決めていくこと,さらには消費者の世界像が経済社会を大きく変えていく可能性をもっていることを主張する.そしてその仕組みは,自己組織化臨界性などの複雑系のダイナミックスに結びついているはずである.(本文 pp.97)
  • 複雑系はさまざまに変化しながら,いずれある共通の状態にたどりつく.その落ち着いたさきの状態が,「自己組織化臨界状態」とよばれる.そうするとマクロな経済も,自己組織化臨界状態にあることが予想される.(本文 pp.132)